男性も化粧水をつける人は多くなっていますが、化粧水だけで大丈夫なのかどうかは個人の肌質にもよります。
脂性肌の人や普通肌の人は、肌の皮脂量が十分にあるので化粧水だけでも問題はありませんが、普通肌の場合は、プラスして乳液や保湿クリームを使うと肌の状態はもっとよくなります。乾燥肌や混合肌の場合は、肌の皮脂量が不足しているので乳液や保湿クリームを使う方がよいでしょう。
化粧水だけではだめな理由
保湿力が足りないため
化粧水は保湿の効果がありますが、化粧水の成分は通常80%が水で残りの20%に保湿成分や香料、アルコールなどといった成分が入っています。そのため、成分の大部分が水である化粧水は蒸発しやすいという特性があって肌荒れを起こす原因にもなっています。そこで化粧水をつけたあとで乳液を使うと、化粧水の効果を最大限に発揮できます。
肌のダメージが女性よりも大きいため
男性の肌は、毎日のシェービング、紫外線ダメージなどで肌へのダメージが大きいです。そのため、化粧水だけの肌ケアでは不十分なのです。乳液でさらに入念なケアをすることが大事になってきます。
乳液の役割と必要性について
乳液は、化粧水で肌に与えた水分に蓋をする役割があります。乳液には20%くらいの油分が配合されていて蒸発しにくい特性があるので蒸発しやすい化粧水の上につけることで蓋の役割になり、うるおいある肌を保てます。また、乳液には保湿成分の中でも、コラーゲン、セラミド、ヒアルロン酸という成分が入っているので保湿力が高いのです。そのため、化粧水だけのスキンケアでは保湿効果を実感しにくいので男性でも乳液を使用するスキンケアは必要なのです。
シワやシミには美容液を併用
シワやシミが気になった場合は、化粧水だけではなく、美容液を併用するようにするのがおすすめです。シミを予防するには、プラセンタやビタミンC誘導体が配合された化粧品がおすすめになります。
男性の乳液の使用法とは
化粧水や乳液を使ったスキンケアをするタイミングは肌が清潔になっている状態であることが大事です。顔を洗ったあとにスキンケアをするのが一般的です。
- 洗顔や入浴した後に化粧水を顔全体につけましょう。
- 化粧水を5分くらい浸透させます。
- 乳液を手のひら全体に広げましょう。
- 顔全体にこすらないようにして、押し付けるように塗ります。
脂性肌以外はオールインワンがおすすめ
短時間でケアできるものならオールインワンがおすすめです。乾燥肌や混合肌の人は保湿をしっかりすることで肌の状態が変わってきます。化粧水だけはなく、乳液や保湿クリームを使うのは時間もかかるし面倒だという男性にはオールインワンがぴったりなのです。オールインワンタイプの化粧水なら、化粧水、乳液、保湿クリーム、美容液などがすべて含まれているスキンケアアイテムなので非常に便利です。
オールインワン化粧水を使うメリットとデメリット
オールインワンのメリットは、忙しい朝でも短い時間でスキンケアができることです。シミやシワに効果的な美容成分が配合されているアイテムが多いです。手順が少なくて、手軽にスキンケアができます。
デメリットは、比較的高価なものが多いという点です。化粧水や乳液単体で書くよりも効果が低い場合もあります。また、買い換える頻度が高くなるということも。
あまりスキンケアに時間をかけたくない男性にとってはオールインワンがとてもおすすめのアイテムになります。
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